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1.二千年も前からあった概念「気質」

1.二千年も前からあった概念「気質」

ヒポクラテスと気質

紀元前4世紀頃古代ギリシャでは、既に「四大体液論」としてヒポクラテスがまとめている様です。血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁のバランスが崩れると病気になるとしたそうです。
アリストテレスも「熱気」「冷気」「湿気」「乾気」からなる「四大元素説」を唱えていて、これに重ねて当時は病気の治療を行ったとか。

ガレノスと気質

紀元2世紀頃ローマ帝国時代になると、ギリシャの医学者ガレノスがヒポクラテスの体液論を発展させ、医学の基礎を築いたとのこと。その理論と医学の基礎は、なんとルネサンス期まで続いたそうです。

ルドルフ・シュタイナーと気質

19世紀から20世紀にかけて、シュタイナー教育の開祖であるR.シュタイナーが気質の概念を教育論へと発展させた。日本でもシュタイナー学校が開校し話題になったのを覚えています。他にも哲学や神秘思想の分野で功績の大きい方で、私も幼児教育を通して「気質」の概念に出会いました。

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