本文へスキップ

研修プランをより確かなものに

TEL. (044)922-3252

〒214-0038 川崎市多摩区生田3-19-3-205

おすすめセミナーNEWS&FAQ

気質のマネジメント・セミナー

気質と言うと一般的には「江戸っ子気質」とか「職人気質」という言葉をを思い浮かべます。通じるところはあるのですが、ここでいう気質は少し違います。生まれながらに持っている「思考傾向」と「表現傾向」の組み合わせで考えます。古くはヒポクラテスの古典的気質論から、近年ではR.シュタイナーの人智学などで言われる気質論などがあります。気質は「多血質」「胆汁質」「黒胆汁(憂鬱)質」「粘液質」に分けられ、四大気質と呼んでいます。この組み合わせのバランスで人の思考や行動傾向が意外にスッキリ理解できるのです。顧客対応から社内のコミュニケーション・家庭生活まで、人と向き合う時に気質に配慮できると見違えるように関係が好転します。勿論、クレーム対応などは顕著に効果が表れます。管理職の方は勿論、リーダー候補に選ばれた方にもお勧めします。


ケーススタディー(こんな時に、)

「強く注意すると・・・潰れてしまう?」

多血質の方を強く注意すると・・・

A.強く叱られると、おどおどとし謝ります。でも考えのない分、時が過ぎれば元通りです。見えないところで仲間に泣き言を言い、周囲から同情をかい、励ましを得るための行動に移ります。特に人前で注意されたり、恥をかかされるのは本人の一番嫌う場面です。人気者志向ですからね。逆に人前で褒められると調子にのってガンガン仕事を進めます。叱るより、褒めて育てる方針が大切です。日本人に一番多い傾向ですのでやはり「人は褒めて育てる」これが一番です。

胆汁質の方を強く注意すると・・・

A.意に反した事で叱られると、攻撃的になり反論をします。決して自身の考え変えたりはしません。でも、時間をおいて振り返り、事実をフィードバックすると非常に客観的に見直せるタイプです。考えを広げるための選択肢やケーススタディーを周到に準備しておくと、しっかり考え直します。またリーダーになると他チームとの競争には俄然馬力を発揮します。先ず相手の意志と考えを確認し、目的・目標・手法などをしっかり理解させることが重要です。任せられるのは大好きです。

黒胆汁(憂鬱)質の方を強く注意すると・・・

A.強く叱ると潰れます。自分の考えは持っていますが、半分も言わない傾向があります。感情的であったり攻撃的なものには向かってゆけない、自信喪失状態の気質です。ゆっくり時間をかけて、データやレポートを元にして話す事が大切です。PDCAはしっかり回します。「頑張れ」は禁物です。声をかけるなら「大丈夫!」の方がいいですね。

粘液質の方を強く注意すると・・・

A.人前であろうとなかろうと強く叱っても全く動じません。不動の大器とでも言うのか、その場は一瞬深刻な表情で正面から向き合いますが、実はケロリとしています。時には目が覚めるような強い刺激を与えた方がエンジンがかかります。努力型の大器ですので、大き目の目標に向けて、身近な課題から任せると、時間はかかりますが必ずやってのけます。適度な刺激と役割分担が目覚めを促します。

アドバイス
このケースの前提になる事ですが、注意する側に悪意があるとどんな場合にも困った結果を招きます。指導や注意はあくまで人を育てるための善意の、いや大きな愛情のこもった行為であって欲しいです。

気質セミナー導入にあたって

一見ゲーム的要素を感じるテーマですが、人の根幹に触れる繊細な課題です。参加者の過去や生い立ちまで振り返って頂く事もあります。近年、医療関係の現場スタッフ向けに実施する事の増えたユニークなセミナーです。リーダー職や人事・教育担当者、またクレーム処理スタッフ向けに導入されると比較的早く成果が期待できます。


バナースペース

合同会社P研センター

〒214-0038
川崎市多摩区生田3-19-3-205
TEL (044)922-3252
FAX (044)873-5015

スマートフォンサイト
↓こちら↓


子育て支援